中国・日本人児童刺殺事件 容疑者の男を起訴
日テレNEWS NNN
中国広東省で今年9月に起きた日本人の児童が刺殺された事件で、容疑者の男が起訴されていたことが明らかになりました。 岩屋外相は会見で、広東省深センで今年9月、日本人学校に通う男子児童が殺害された事件で拘束された男が起訴されていたことを明らかにしました。ただ、男の動機など事件の詳しい経緯は未だ明らかにされていません。 一方、先月広東省で暴走する車に次々とはねられ35人が死亡した事件で中国の裁判所は27日、車を運転していた樊維秋被告に対し公共安全に危害を加えた罪で死刑判決を言い渡しました。 判決などによりますと樊被告は、離婚後の財産分与に不満を募らせ鬱憤を晴らすため犯行を決意したとしています。事件からわずか1か月あまりでの死刑判決は異例で、中国政府としては無差別の殺傷事件が相次ぐ中で厳罰により同じような事件の発生を抑止する狙いもありそうです。