最新版! プレミアリーグの市場価値ランキング13位。欧州初挑戦は2年前!? 急激なステップアップを見せた若きキャプテン
2024/25シーズンのプレミアリーグ開幕から1ヶ月弱が経過した。その中で印象的な活躍を披露している選手も多く、データサイト『transfermarkt』では10月1日に直近の活躍を踏まえて最新の市場価値が更新された。現在のプレミアリーグで最も価値が高い選手は誰なのか。今回は最新の市場価値ランキングを紹介する。 (成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2024年10月1日現在)
13位:エンソ・フェルナンデス(チェルシー/アルゼンチン代表) 生年月日:2001年1月17日 市場価値:7500万ユーロ(約120億円) 今季リーグ成績:5試合0得点0アシスト 23歳の若さにしてチェルシーで現在キャプテンを務めるエンソ・フェルナンデス(7500万ユーロ/約120億円)が13位にランクインした。 エンソのキャリアが劇的に変化したのは2022年夏、今からまだ2年前とつい最近のことである。アルゼンチンの名門リーベル・プレートからポルトガルのベンフィカに移籍をして欧州での挑戦権を得ると、ほぼ同じ時期にアルゼンチン代表にも初選出されている。 その勢いのまま、2022年のFIFAワールドカップ(W杯)では決勝戦までの全試合に出場し母国の優勝に大きく貢献した。このときのアルゼンチン代表の中盤はエンソをアンカーに、アレクシス・マック・アリスターとロドリゴ・デ・パウルを両脇に添えた3センターハーフが抜群の安定感を見せ、王様リオネル・メッシを支えていたことが非常に印象的だ。 W杯での目覚ましい活躍もあり、エンソは早々にステップアップを果たすことになる。ベンフィカに加入してからわずか半年後の2022/23シーズンの冬に移籍市場でプレミアリーグのチェルシーに引き抜かれ、以降はチームの中心的存在として中盤でタクトを振っている。 初の欧州挑戦から瞬く間にトップ選手に上り詰めたエンソの市場価値は、2022/23シーズンの1年間だけで2000万ユーロ(約32億円)から8000万ユーロ(約128億円)まで4倍の上昇を見せるほどのもの。 昨季は怪我の影響で欠場試合数が嵩んでしまったことで若干の下落があったものの、平均年齢が20代前半と若いチームに姿を変えたチェルシーにおいて、エンソは絶対的な柱であることは間違いないだろう。
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