EURO史上最年少得点を記録したスペイン代表FWラミネ・ヤマル(Getty Images)

　EURO史上最年少ゴールを叩き込んだスペイン代表FWラミネ・ヤマルを指揮官やチームメイトが絶賛している。 【写真】ヤマルのEURO最年少弾に同僚ペドリもビックリ 　9日に開催されたEURO2024準決勝フランス戦で先発出場したヤマルは、0-1と1点を先制されて迎えた前半21分に特大のインパクトを残す。PA手前でボールを拾うと、左足の鮮やかな軌道を描くミドルシュートでネットを揺らし、EURO史上最年少得点を記録。この得点で追い付いたチームは25分にMFダニ・オルモのゴールで勝ち越し、2-1の逆転勝利を収めた。 　チームに勢いをもたらした16歳362日のヤマルによる一撃。『uefa.com』によると、試合後にルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、「ラミネは偉大な選手になることを予感させている」と賛辞を贈り、「ただ、我々は慎重であり続ける必要がある」と続けている。 「我々は彼の足を地につけさせ、最善の方法で成長させることで、彼を助けなければならない。それは落ち着きと静けさに関係するよ」 　そして、「フランスに天才的な選手がいることは分かっていた」と語ったDFナチョ・フェルナンデスは、「天才について語るなら、スペインにも天才がいるかもしれない。ラミネのゴールは16歳の選手にしては信じられないものだった」と賛辞を贈った。 　また、負傷によりスタンドから見守ったMFペドリの表情も話題に。ヤマルの得点後に映し出されたペドリは目を見開き、両手で頬を覆って信じられないという表情を見せた。その表情を投稿した『ESPN』の公式Xに、ファンは「ヤマルのゴールに対するペドリの反応はみんなの反応だ」「みんなペドリ」「同じように反応した」「ペドリの反応は可愛すぎ」などとコメントしている。