【武雄競輪(モーニング)FⅡ】靱帯断裂で苦しんだ山崎翼が通算300勝「目標としていたのでうれしい」
【記者コラム・造田大の「大勝負」】 <27日・武雄競輪・初日> 山崎翼が通算300勝を達成した。初日3Rは永井哉多に捲られたが、永井の番手にハマると、直線で差し切って歓喜のゴールを迎えた。 「300勝は復帰してから目標としていたのでうれしいですね」。2020年2月に落車して、右膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂。一時は競走復帰も危ぶまれた。「手術して靱帯がつながるまでリハビリしていた。10カ月は休んだかな。苦しかったですね」。最後は300勝の〝3〟ポーズで記念撮影。梅雨空で周囲は暗かったが、山崎の笑顔はまぶしく輝いていた。▼準決5Rは山崎の301勝目に期待。好位から捲り切る。4―1237―1237。 ▼2日目4R(會澤龍) Sを取って、マークする荻原寿嗣が突っ張り先行すれば展開が恵まれる。番手捲りも視野に抜け出す。1―347―2347。