将棋・関浩七段が死去 64歳 羽生九段にプロ初黒星付けた強豪
将棋の元プロ棋士・関浩七段が11月11日に死去していたことが2日、分かった。64歳。日本将棋連盟が発表した。 関七段は1974年に奨励会に入会し、85年3月に四段昇段を果たしてプロ入り。86年3月、当時行われていた「一般棋戦オールスター勝ち抜き戦」の予選でデビュー7戦目の羽生善治四段(当時)と対戦して勝利し、羽生四段のデビューからの連勝を6で止め初黒星を与えた。 92年4月には勝数規定で五段に昇段し、2004年4月にフリークラス規定で六段に。07年5月に引退し、19年4月に退役棋士昇段規定で七段に昇段していた。通算成績は182勝325敗。