紫色のブロッコリー「パープルリシャス」岐阜市の農家で収穫始まる 全国でも珍しい新品種
紫色のスティックブロッコリーで、珍しい「パープルリシャス」を栽培する岐阜市の農家で5日、収穫作業が行われました。 2018年にアメリカで開発された「パープルリシャス」は、赤キャベツと緑色のブロッコリーをかけ合わせた新しい品種です。 岐阜市黒野南の加藤哲也さんはこのパープルリシャスを3年前から栽培、去年から出荷していて、JAぎふによりますと国内での栽培は珍しいということです。 5日は1ヘクタールの畑で育てたパープルリシャスを1つ1つはさみで切り取り、収穫していきました。 収穫量は去年の倍の8トンを見込んでいるということです。 ※取材した記者の報告 「調理したパープルリシャスです。いただきます。アスパラとブロッコリーを掛け合わせた感じの味ですね。シャキシャキしていておいしいです」 出荷作業は6日から3月ごろまで行われ、県内外のスーパー約80店舗で販売される予定です。
※加藤哲也さん 「なかなか今、農業界も厳しい状況なので、農業界も岐阜も盛り上がればいいかなと思って。色は最初、びっくりされるんですけど、食べるとすごくおいしいので、食べてもらえたらなと思っています。あとは、アントシアニンが多いので、その特徴を見てもらって、料理してもらえたら」