宝塚歌劇団 改革の取り組み経過を発表 11月に第2回匿名アンケート実施
宝塚歌劇団は12日、「宝塚歌劇における改革の取組について」の経過を公式サイトで更新、報告した。 昨年9月30日に25歳の宙組劇団員の自宅マンション敷地内で急死。劇団はパワハラや過重労働を認め、遺族側へ全面謝罪。今年3月28日に遺族との合意書が締結されている。 今回発表された新たな取り組みは以下の通り。 ■組織的なマネジメントやサポートを強化するための体制・システムの整備 劇団員の心身の健康管理体制の強化→出演者用食堂のリニューアルおよび出演者の利用無償化(2025年1月より実施予定)身体のコンディション向上の必要性が高い出演者の健康増進を目的として、宝塚大劇場にある出演者用食堂をリニューアルし、管理栄養士監修のもとで健康志向の食材を用いたメニューを提供するとともに出演者の利用を無償化。 現場の問題を把握し、意見を吸い上げる仕組みの強化→今年11月より第2回の匿名アンケートを実施 ■劇団員および関係者の意識改革・行動変容を促す取組 匿名で投稿できる意見箱の設置(2023年12月)をしているが、今年10月に5度目の進捗報告を劇団員の代表から劇団員宛に書面にて行った。