『光る君へ』<オモシロイ>実資の変顔に絶妙なタイミングで反応した女の子。その名を知った視聴者「この溺愛が悲劇を…」「かぐや姫と呼んだとか」「全く目が合ってない」
◆副音声「しぶしぶ娘を預ける実資」 そんなやりとりがあるなか、その場にやってきた実資の養子・資平(実資の同母兄である懐平の次男)。 嬉しそうな顔で、立后の儀の件を帝がとても喜んでいることを伝えます。 その日のことはもう思い出したくないと語る実資。続けて「べろべろべろ…千古、食べてしまうぞ」と女の子をあやそうとします。 しかし帝から言伝があるということを資平が告げたところで、実資は我に返り、女の子を百乃に預けます。ここで副音声では「しぶしぶ娘を預ける実資」という解説が。 それから「政をやっていくうえで道長から距離を置き、実資を相談役にしたい」といった帝の思惑を資平から伝えられます。 加えて「今こそでありますよ!」と話す資平に対し、帝の味方でも道長の味方でもないと話す実資は「浮かれるな!」と叱責するのでした。
◆視聴者の反応 実資がとても可愛がっていた様子の女の子。やりとりの中で、その名が「千古」であることが明かされました。「大鏡」などの記述によると、千古は実資の実子で非常にかわいがったとされます。 その名を知ってネットでは「千古ちゃん、かわいい~。実資とのやりとり最高に癒される」「わざわざ副音声でも伝えるほどの溺愛(笑)」「実資が50代になってから産まれた子で<かぐや姫>と呼んでいたらしい」「溺愛しすぎて、この子にほぼ全財産を残したのが小野宮流実資系の衰退の一因になるとか。そう考えると、養子・資平も出てくるこのシーンを差し込んで来たのは凄い…」「実資とまったく目が合ってない(笑)」といった声が見られていました。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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