長谷部誠が引退会見で明かした家族への思い「一番大きな影響を受けた」母、妻・ありささんらへ感謝語る
今季限りで現役を引退したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(40)が24日、都内で引退会見を行った。その中で長谷部は「僕はこれまで、家族についてはほとんど語ってこなかったんですけど、少し触れさせていただきたい」と切り出し、自身を支え続けてきた家族への感謝の思いを明かした。 【写真】長谷部誠の美人モデル妻、娘&息子とハグ 「愛情たっぷりに育ててくれた祖父母、公私ともに全力で支えてくれた姉と妹。娘と息子は、元気にあふれて自分にとって宝物のような存在。僕にサッカーを与えてくれて、本当に本当に厳しく育ててくれた父親」と続けた中で、「特に母親と妻のふたりには、心からの感謝を伝えたいですね」と語った。 母への思いは、ユーモアを交えながらも率直だった。「母親と僕の両方を知る人はみんな、この母親がいて長谷部誠がいるんだね、と言う。容姿というか、見た目も似ているらしいですけど、とにかく真面目で。世間的に真面目と言われる僕が真面目というぐらいだから、だいぶ真面目だと思う。自分という人間、パーソナリティーを形成する上で、一番大きな影響を受けた人物だと思います。自分は本当に母親の元に生まれてきて、今大きな喜びを感じています」。 さらに16年に結婚した妻・ありささんには「妻には大きな負担をかけた。サッカーを軸に生きる自分に、かなり振り回されたと思う。自分と一緒になることで、彼女もずっとやってきた大好きな仕事を、犠牲にしなければならなかったと思う。これからは彼女の夢というか、好きなことをもっと自分がサポートしていきたいな、と思っていますし、家族との時間も大事にしたい」。現役生活を支えてくれた伴侶への思いも明かした。
報知新聞社