阪神・豊田寬は80万増の830万円で更改 6月にプロ初安打も「うれしいよりも悔しいシーズン」
阪神・豊田寬外野手(27)が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、80万増の830万円でサインした。 今季は2年ぶりに1軍昇格を果たして、6月13日の交流戦・オリックス戦でプロ初安打をマーク。ただ、後半戦は2軍暮らしとなり、「初ヒットだったり良いこともあったんですけど、少ないチャンスをものにできなかった。うれしいというより、悔しいシーズンになったかな」と振り返った。 秋季キャンプでは紅白戦3戦連続安打の8打数5安打、打率・625と猛アピールして、藤川監督からキャンプMVPに指名された。「外野手は良い選手が多いので、入っていけるように全体的にレベルアップして。今年やって1軍で戦わないと意味がないと思ったので、1年間1軍で戦えるように」。“安芸の収穫”を来季へつなげることを誓っていた。 (金額は推定)