【FC東京との国立決戦で敗れた浦和レッズが感じた課題(1)】MF渡邊凌磨が口にした、プレッシングとビルドアップの反省。「チームとして改善できたら」
冷たい雨が降りしきる国立競技場に4万9005人が詰めかけた『THE国立DAY』の一戦で浦和レッズはFC東京に逆転負け(1-2)を喫した。 ■【動画】50m越えの強烈ロングシュート! 浦和レッズFWチアゴ・サンタナが国立競技場で決めた「ビューティフルゴール」■ リーグタイトルを掲げる浦和は実力と経験値のある強力助っ人であるFWチアゴ・サンタナやスウェーデン代表のMFサミュエル・グスタフソンを獲得。そして推進力のある攻撃的プレイヤーのMF渡邊凌磨、MF前田直輝、MF松尾佑介ら多士済々なメンバーを揃えた。 それゆえに優勝候補と期待されている浦和だが、第5節を終えての成績は2勝2分1敗。波に乗っているとは言い難い。約2週間の中断期間が開けた前節のアビスパ福岡戦(2-1)では先制点を許すも自慢の攻撃力が実って逆転勝ちを収めた。4月の連戦に向けての弾みになるはずだったが、国立決戦でいきなり躓く形となった。 この試合でペア・マティアス・ヘグモ監督は、これまで攻撃的左サイドバックとして起用を続けたMF渡邊凌磨を左ウイングで先発させる。怪我のMF関根貴大や負傷明けのMF松尾佑介のコンディションの問題もあってか、前節の福岡戦では試合途中に渡邊をサイドバックからウイングにポジション変更。そこで今シーズン初ゴールを奪う活躍をしたことも理由の1つだと考察できる。「準備する時間はなかったが、前日に言われていたので自分の中の左ウイングを意識してプレーした」と渡邊は言う。
■「そんなに驚くことはなくプレーができた」
浦和は、試合への入りも良く、渡邊はボールを持つと積極的に仕掛けクロスで得点機を作っていく中で、24分、センターラインを少し超えたあたり、約50mはあろうかという位置からFWチアゴ・サンタナが決めて先制する。 その後、渡邊も右足でファインシュートを放つが相手キーパーにセーブされるものの浦和は押せ押せムード。インサイドハーフでプレーしたMF伊藤敦樹は「凌磨くんが前にいて起点にもなった。カットインや両足が蹴れるので、そこからのクロスはもっと精度を高めていけると思う。今日は、ほぼほぼ初めてやった形だったので、ここからもっと精度を上げられると思う」と一定の手応えを述べた。 良い時間帯にリードを奪い通常であればチームの士気は上がり、さらにギアが上がっていくはずなのだが、1トップのFW荒木遼太郎とトップ下のMF松木玖生が流動的に動き、前戦にボールが入り出すとサイドに散らされる場面が増え、荒木に同点弾、そして松木に逆転弾を決められる。 その後も、FC東京のハードワークと組織的な守備に手を焼くと、ヘグモ監督は攻撃的なカードを切っていく。MF大久保智明やMF松尾を選手と投入すると、今度は渡邊を右サイドバックへと回した。「左も右も変わらないし、サイドバックをやっているし、そんなに驚くことはなくプレーができた」と平然と話す。
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