すみれ、日米両方での活躍を視野に 東京では「友人と遊園地や銭湯にも出没」
今後は日米両方での活動を視野に
父である俳優・石田純一と母の女優・松原千明から受け継いだ役者としてのDNAか、それともハワイ育ちのせいなのか、表情から言葉から、とにかく前のめりに迫ってくるようなパワーを感じる。 ハワイ・プナホウ・スクール在学中、16歳でモデルデビューをしている。その後、ペンシルベニア州のカーネギーメロン大学演劇学科へ進学し、演技の基礎を学んだ。大学2年を終えた2011年に休学し帰国すると、女優・歌手として芸能界デビューを果たす。日本語を猛勉強して舞台やドラマ、映画、CMなど活動範囲を広げ、前述の通り現在は日米で活躍中だ。
日米の両方を視野に入れて活動
米映画「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」に出演したときには日米の違いを肌で感じた。 「違うところはいっぱいあると思うのですが、簡単なところでいえばケータリングとか、ランチ、ディナーのシステムも違うんですよ。豪華だったり、ブッフェみたいな感じですごく楽しかったり」 スタッフのやりとりや、撮影現場の雰囲気もかなり異なるそうだ。 「キャスト、プロデューサーのやりとりは、アメリカのほうがラフでフレンドリーな感じがします。休憩時間などは、日本の感覚からすると『ふざけてるのかな?』と思うところもあるのですが、撮影が始まるとスイッチが入って、オンオフが明瞭なんです。急にものすごい仕事モードになって、最初のうちはちょっとビックリすることもありました。日本だと、休憩時間もスタッフの皆さんがキャストにすごい気を遣ってくださったり、どこか遠慮なさっていたり、でもテキパキし続けていて、あまりオンオフがない感じがします」 今後、ますます日米両方での活動を視野に入れていきたいという。 「私は日本生まれで国籍も日本ですが、アメリカではグリーンカードを持っていて、ずっと行ったり来たりしていました。母のいるハワイに行き来することが多かったのですが、今年からは仕事のことも考えるとロサンゼルスを少し多めにしようかと。母も、ロサンゼルスに来てくれたり日本に来てくれたりしています」