日産とNISMOがモータースポーツファンイベントを開催、2024年のモータースポーツ活動概要を発表
ワークス活動はフォーミュラEとSUPER GT GT500
2024年2月15日、日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(略称:NMC)は2024年のモータースポーツ活動概要を発表、熱狂的なファンに向けてオンラインで発表会の模様を公開した。 【写真はこちら】新たにフェアレディZ NISMOをベースの「Nissan Z NISMO GT4」を開発(全5枚) 創業からわずか3年でモータースポーツ活動を開始した日産は、その後87年間にわたって様々なカテゴリーに参戦、今年はNISMOブランドが生まれて40周年の節目を迎える。 カーボンニュートラル社会の実現に向け、日産はモータースポーツにおいても電動化を推進し、2018年からFIAフォーミュラE世界選手権に参戦しているが、今年3月には初めて東京大会が開催されることになり、日本でも大きな注目を集めている。 フォーミュラEのドライバーは昨シーズン日産フォーミュラEチームからデビューしたドライバーの23号車サッシャ・フェネストラズは今年も、2年ぶりにチームに復帰した22号車オリバー・ローランド。今シーズンは既に開幕しており、1た第3戦サウジアラビアではローランドがポールポジションと3位表彰台を獲得している。 ■ABB FIAフォーミュラE世界選手権 22 オリバー・ローランド 23 サッシャ・フェネストラズ ワークス活動のもうひとつはSUPER GT GT500クラス。フェアレディZ NISMOをベースとしたマシンで4チーム体制でシリーズチャンピオン奪還を目指す。 ■SUPER GT GT500 3 NISMO 高星 明誠/三宅 淳詞 12 TEAM IMPUL 平峰 一貴/ベルトラン・バゲット 23 NISMO 千代 勝正/ロニー・クインタレッリ 24 KONDO RACING 松田 次生/平峰 一貴
GT-R NISMO GT3、Z NISMO GT4を供給しカスタマーチームを支援
カスタマーレーシングはFIA GT3規定のNissan GT-R NISMO GT3、新たにフェアレディZ NISMOをベースの「Nissan Z NISMO GT4」を開発し、参戦するチームに供給して技術支援を行う。 SUPER GT GT300クラスにおいては、オフィシャルパートナーチーム並びにカスタマーチームとともに、Nissan GT-R NISMO GT3でのシリーズチャンピオン奪還を目指す。また、世界各地で行われるLMP3クラス向けにエンジンを供給を行う。 ■SUPER GT GT300クラス 56 KONDO RACING 佐々木 大樹/ジョアオパオロ・デ・オリベイラ 62 HELM MOTORSPORTS 平手 晃平/平木 湧也/平木 玲次 48 NILZZ Racing 井田 太陽/TBN 360 RUNUP SPORTS TBN ■スーパー耐久シリーズ ST-Xクラス(GT3) 81 TEAM DAISHIN 大八木 信行/TBN/TBN ■GTワールドチャレンジ・アジア 500 TEAM 5ZIGEN 金丸 ユウ/HIROBON ■スーパー耐久シリーズ ST-Zクラス(GT4) 20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL 田中 優暉/平峰 一貴/大木 一輝 25 TEAM ZEROONE 植松 忠雄/松田 次生/佐藤 公哉/名取 鉄平 26 TEAM ZEROONE 大塚 隆一郎/富田 竜一郎/篠原 拓朗/荒 聖治 ■GT4アメリカチャンピオンシップ 5 フライングリザード モータースポーツ 9 ブラックドッグレーシング 22 テックスポーツレーシング 23 テックスポーツレーシング
Webモータースポーツ
【関連記事】
- 【写真蔵スペシャル】フェアレディZが大胆不敵に大変身。カスタマー向けのレース車両「ニッサン Z GT4」は完成度高し
- 日産/NMCが2024年SUPER GTのワークスチーム参戦体制を発表、4台の「Nissan Z」でチャンピオン獲得に挑む
- 【2023 写真蔵トップ10】<第7位>フェアレディZ「カスタマイズド エディション」は、パーツをディーラーオプションとして発売
- 1985年グループAレースが国内で始まった!【グループAレースクロニクル 1985-1993 JTC9年間の軌跡(1)】
- 1990年、R32スカイラインGT-Rの登場でグループA人気が沸騰!【グループAレースクロニクル 1985-1993 JTC9年間の軌跡(2)】