【都市対抗】日本通運応援の見どころは『狙いうち』『宙船』『おどるポンポコリン』 「SHOW TIME」では郷土色を押し出して
真剣さが「楽しい」につながる
【第95回都市対抗野球大会】 7月24日 東京ドーム ▽1回戦 日本通運2-1日本生命 第95回都市対抗野球大会6日目。南関東地区第1代表として10年連続49回目の出場となった日本通運(さいたま市)。応援団はもともと社内の若手を中心に編成していたが、昨年、社内で応援部が発足。主将を務めるのが福田将基さんだ。 「コロナ禍での応援制限が解除されて応援団を見直すことになったのですが、外部に頼るよりも会社内で回していこうということになりました。社内での認知度も上がってきていて『応援部の福田君だよね。頑張ってね』と声を掛けられるようになりました」 福田主将は2020年に入社。1年目から応援団に参加し、2年目から応援団長。そして、応援部結成時からのメンバーで、最初は部員4人からのスタートだったが今年は10人が新たに入部。入社1年目から5年目の社員で、なかには都市対抗での応援を観客席で経験し、応援に興味を持って入った部員もいるという。 今年は「都市対抗の予選前の5月中旬に2泊3日の合宿をしてから、予選の応援に臨みました。本大会の出場を決めてからは火曜と木曜の週2日は練習。会社に認められている部活動で応援の練習も業務の一つなので、午前中は仕事をし、午後から応援部の活動をしていました。会社のサポートを受けているので頑張らないといけません」。
福田さんが感じている応援の魅力とは。 「音楽に合わせて、みんなでパフォーマンスをするところが一番、楽しいです。そして、応援に来てくださった皆さんには笑顔で帰っていただきたいと思っています。そのために応援部は一つひとつの応援に真剣に取り組んでいきたいと考えています。ステージ上ではキビキビとキレのある動きを見せ、スタンドの観客の皆さんの中に入っていって盛り上げる。その真剣さが皆さんの『楽しい』につながっていますから」
笑顔も意識して応援
新入社員18人が助っ人に加わり、32人の応援団で迎えた都市対抗の本番。見どころは山本リンダの『狙いうち』、TOKIOの『宙船』、B.B.クィーンズの『おどるポンポコリン』。 「この3曲は得点チャンスの場面で流れることが多いので、注目していただきたいです」