富士登山4千円徴収を提示、静岡 午後2時から規制、県条例骨子案
静岡県は13日、県議会の常任委員会で、来年の夏山シーズンからの導入を目指す富士山の登山規制について、登山者から4千円の入山料を徴収し、午後2時から午前3時まで入山を規制するとの条例骨子案を示した。 骨子案によると、富士宮口などの全3ルートの5合目にゲートを設置し、任意で徴収していた「保全協力金」(基本千円)は廃止して1人当たり4千円を徴収する。山小屋の宿泊予約がない場合は、午後2時から入山を禁止するとした。入山人数の制限は設けない方針。 富士山を夜通し登る「弾丸登山」などの危険な行為が問題となり、山梨県が今年から通行料徴収や夜間規制を開始した。