【バレー】石川祐希「僕の目標である”世界一”が来季は目の前にある状態。そこを勝ち取って優勝したい」 ペルージャ移籍発表会見コメント【詳報】
バレーボール男子日本代表主将で、イタリアセリエAシル・スーサ・ヴィム・ペルージャ(以下、ペルージャ)への移籍を発表した石川祐希選手が17日、東京都内で記者会見を開いた。会見での石川選手のコメントをお届けする。 石川祐希(以下、石川):先日、5月14日に発表がありましたが、2024-25シーズンはイタリア・セリエAのペルージャと契約しました。契約の経緯に関しては、1月末くらいからエージェントと話し始めてて、イタリアに残りたいという思いと、僕のひとつの目標であるトップチームでプレーすることというのがずっとあったので、とてもいいタイミングでペルージャからオファーをいただいたと思っています。その他のクラブからのオファーもありましたが、選手だったり監督の思いも含めて、今の僕にはペルージャが合ってるんじゃないかなと思って、このように契約しました。 目標などに関しては、ペルージャは昨シーズン全てのタイトルを獲得しているので、もう優勝のみとなります。なので、僕自身も来季は優勝のみを目指して戦います。また、チャンピオンズリーグに関しても出場権を獲得しているので、 僕自身も初めてのチャンピオンズリーグですけど、そこは関係なく優勝を目指して戦っていきます。 個人的なスキルだったり、具体的な目標に関しましては、シーズン前に考えることになると思うので、出発前あたりにお話できればと思っています。個人的には楽しみにしているところは、ジャネッリ選手、今回セリエAのMVPを獲得した選手でもあるので、そういった選手たちとやるのも楽しみですし、あとはその優勝メンバーから来季はほぼメンバーが変わらないので、またスタメン争いからっていうところになるので、そこも楽しみです。僕と同じポジションにも優勝メンバーが残っているので、そういった選手たちと争って、ポジションを勝ち取ることから始まるので、そこもひとつ楽しみな点です。 もうひとつあって、それは監督なんですけど、アンジェロ・ロレンゼッティ監督は僕が1年目、モデナでプレーした時のいちばん最初の監督でもあるので、9年ぶりに同じチームでプレーできることが楽しみです。監督には僕が9シーズン戦って成長した姿を見せていきたいなと思っています。 とにかくひとつ大きなステップアップだと僕は思っていて、僕の目標である世界一になれるチャンスが来季は目の前にある状態なので、そこを勝ち取って優勝して、世界一に少しでも近づけるようなシーズンにしたいと思っています。
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