トッテナム相手に4失点。守備崩壊のシティが最終ライン強化へ 敗れたボーンマスからウクライナ代表DF引き抜きか
堅守が失われたシティ
プレミアリーグ第12節マンチェスター・シティ対トッテナムの一戦は、アウェイチームが4ゴールを挙げてリーグ王者を下した。 [動画]攻守でペップ・シティを圧倒。ボーンマスがプレミア王者下す シティはこれで公式戦5連敗、プレミアではボーンマス戦、ブライトン戦に続いての敗戦となり、泥沼3連敗となった。 シティは以前からトッテナムを苦手としていたが、今回のゲームではアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム相手に何もできず敗れてしまった。特に守備が崩壊しており、前半早い段階でジェイムズ・マディソンに2ゴールを許してしまいペースを掴むことができなかった。 『Football Insider』によると、シティは守備陣のテコ入れを考えており、第10節で敗れたボーンマスのDFイリア・ザバルニー獲得に動く可能性があるようだ。 ザバルニーは名門ディナモ・キーウ出身の22歳で、ウクライナ代表の一員だ。ボーンマスには昨季の夏に加わり、リーグ戦37試合に出場。マルコス・セネシとともにCBとして最終ラインからチームを支えた。 『DYNAMO.KIEV.UA』ではザバルニーの幼少期時代のコーチであるユーリ・テプリツキー氏にインタビューを行い、ウクライナ代表DFのキャリアを振り返っている。その中で「ザバルニーが今後ヨーロッパの主要クラブでプレイできると思うか」という問いに対し、同氏は以下のように答えている。 「私はイリア(・ザバルニー)が数年後にヨーロッパのトップクラブでプレイするために必要なすべての資質を備えていると確信しています。彼の才能と勤勉さが掛け合わされば、そうのような結果が生まれるでしょう」 テプリツキー氏はザバルニーを高く評価しており、今後数年でのステップアップを期待している。所属クラブであるボーンマスはドミニク・ソランケに対しトッテナムが提示したような高額な移籍金が支払われれば、移籍を容認するとみられている。
構成/ザ・ワールド編集部