写真：AKIBA PC Hotline!

　2000Hz有線ポーリングレート、0.0005秒の超低遅延などを謳う無線/有線ゲームコントローラー「BIGBIG WON BLITZ2」が登場した。 【この記事に関する別の画像を見る】 　製品型番は2つで、アルプス製ジョイスティックとホール効果トリガー搭載の「BLITZ2」、TMR仕様ジョイスティックとホール効果トリガー搭載の「BLITZ2 TMR」。店頭価格は順に9,720円、10,620円。 ■ 2Kポーリング対応のゲームパッド 　BIGBIG WON BLITZ2は、接続方法が無線（Bluetooth 5.0 & 2.4Gアダプター）、有線（USB Type-C to Type-A）の入力装置。製品タイプは無線/有線ゲームコントローラー。 　2000Hz有線ポーリングレート、0.0005秒の超低遅延と謳っている。FPSゲームでの操作がよりスムーズになり、精密なコントロールが可能になるとしている。 　BIGBIG WON自社開発のチップを搭載したという。コントローラーのポーリングレート上限をプロフェッショナル級へと引き上げたとし、2000Hz（USB無線ドングル接続時）にアップグレードし、 前世代BLITZの16倍の性能を実現したとしている。 　BIGBIG WONアルゴリズム・チップは、従来の無線接続と比較して、ビットエネルギー消費が60%、データ伝送速度が6倍、耐干渉性能が+7dB、カバレッジ距離が2倍、伝送遅延が1/30という。 　「高サンプリングこそがプロフェッショナル!」などとアピールしている。自社開発のチップは12ビットのサンプリングADCを搭載し、ジョイスティックに対して4096段階のサンプリングを実現するという。 　独自の「Xレバー」構造 & スプリングアームマイクロスイッチについても紹介している。ショルダーボタンの外側、中間、内側の押し込み力を均一にしたなどとし、四指、六指グリップのどちらでも、スピードと快適さを両立できるとしている。FPSゲームでも、激しい3Aアクションゲームでも、自在に操作できるとのこと。 　マイクロトリガーボタンは高速トリガー & 滑らかな手触りという。スプリングアームマイクロスイッチ構造と精密に調整されたスプリング要素により、すべてのトリガー操作が手に馴染みやすくなったとしている。再設計された形状により、トリガー面積が拡大され、指に無理なく、より快適に操作できるとのこと。 　「グリップ感の全面アップグレード」などについても紹介している。各機能レイアウトに基づき、人間工学設計を再調整し、よりプロフェッショナルな使用感を実現したとしている。四指グリップでも六指グリップでも、より良い握り心地を体験できるという。 　全周囲ラバーコーティンググリップは汗にも強いという。コントローラーの全周にわたるラバーコーティンググリップにより、握り心地がさらに向上したといい、汗をかいても滑りにくいなどとしている。 　「3つのアルゴリズムアップグレード」などについても紹介している。 　「ジョイスティックセンターポイントの再定義:正確なセンタリング」については、アルゴリズムの調整によってジョイスティックのセンターポイントを再定義し、デッドゾーンがゼロの状態で方向のブレを均等にすることで、 操作の精度が向上したとしている。 　「ジョイスティック防振機能のカスタマイズ:よりスムーズなエイム」については、ジョイスティックの防振機能が完全にカスタマイズ可能になり、10段階の調整が可能になったとしている。 　「ジョイスティックアクションマッピング:最大8つのボタン設定」については、新しいアクションマッピング機能により、ジョイスティックの動きに対応するボタンを最大8つまで自由に設定でき、 よりスムーズなゲームプレイが可能としている。 　対応デバイスはNintendo Switch、Nintendo Switch Lite、iPhone、Androidスマートフォン 、Windows PC。対応OSはWindows 10、Windows 11、Android 9以上、iOS 13以上。 　製品サイズは15.3×11.0×5.5cm、製品重量は約246g。動作時間は約15時間（バイブレーション使用時では約10時間）。バッテリー容量は1000mAh（リチウムポリマー電池）。 　付属品はUSBケーブル、2.4G USBドングル、高さ違いのジョイスティック（3種類）、十字キー（2種類）など。 [取材協力:パソコンショップ アーク]