マンCの115件の財務違反、裁判が開始。指揮官は「ライバルが処罰を望んでいる」と皮肉も「待つ必要がある」
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは、2009-10シーズンからの9季にわたり115件の財務違反を犯した疑いが持たれている。米メディア『The Athletic』は現地時間14日に、財務規則違反に関する聴聞会が開始したことについて、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が残したコメントを報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 昨季にプレミアリーグ4連覇を果たしたシティ。しかし、その裏では115件もの財務規則違反を犯した疑いがあり、現地時間16日から裁判が開始される予定だ。これらの罪状は、独立した聴聞会で審理されると報じられており、25年初頭には判決が下される見込みだと伝えられている。 違反が発覚した場合、最も厳しい処罰としてポイント減点や降格の可能性が考えられる。なお、シティは不正行為を強く否定している。 とうとうクラブの将来を左右する裁判が開かれることについて、チームを率いるグアルディオラ監督は、「プレミアリーグのライバルが我々に処罰が科されることを望んでいるのは確かだ」と述べた上で、「私はプレミアリーグのチームに、独立委員会の結果を待つ必要があると言っている。現代の民主主義には正義がある、決定を待つべきだ。それ以上複雑なことはない」と、裁判の結果を待つべきだと強調。 そして、「もうすぐ(裁判が)始まり、できればすぐに終わることを望んでいる。決定を楽しみにしているよ」と言葉を続け、「人々が何を求めているか、何を期待しているかは分かっている。しかし、有罪が証明されるまでは誰もが無罪だ。どうなるか見てみよう」とコメントを残している。
フットボールチャンネル編集部