「何も残さない」と言っていた祖母が急逝。銀行口座に「2000円」の残金があったのですが、引き出すには手続きが必要なのでしょうか?
亡くなった人の銀行口座からお金を引き出す方法は?
相続手続きを行うことで、亡くなった人の銀行口座に残されていたお金を払い戻すことが可能です。手続き方法は銀行によるため、確認しておくといいでしょう。 ただし、今回の事例のように銀行口座に残っていた2000円以外に残されたものが何もない場合は、相続手続きを行う必要はないかもしれません。その場合は、相続人に該当する人全員の同意を得たうえで、口座を解約しましょう。口座を解約すれば凍結が解除され、預金が払い戻されます。
亡くなった人の銀行口座からお金を引き出すには相続手続きや口座解約手続きが必要
人が亡くなると、その人が名義人になっている銀行口座は凍結され、お金を引き出すことができなくなります。 今回の事例のように「銀行口座に2000円残っている」という場合だと、そのまま口座を放置してしまうこともあるかもしれません。しかし、口座を放置したままにしておくと管理手数料が発生する可能性もあるため、できれば引き出してしまった方が安心でしょう。 亡くなった人の銀行口座からお金を引き出すには、口座を解約したり、相続手続きを行ったりするなど、凍結を解除する方法があります。それぞれの方法について、詳しく確認しておくといいでしょう。 出典 デジタル庁 e-GOV法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号)第五編 第三節 遺産の分割相続 (遺産の分割前における預貯金債権の行使)第九百九条の二 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部