男性のエチケットになりつつある? 「すね毛脱毛」のメリット・デメリットを専門医が解説
近年は男性も脱毛をする人が増え、エチケットにもなりつつある。実際、SNS上でも「すね毛がない方が清潔感がある」「プールやハーフパンツの時に見えたら恋愛対象から外す」といった声もあり、すね毛脱毛をしている男性の方が好感度が高いようだ。そこで、脱毛のメリット・デメリット、「自己処理」と「医療脱毛」との違いなどについて、共立美容外科の遠山貴之さんに聞いた。 【写真】“美ワキ”あらわな綾瀬はるか 大人の色気ダダ漏れ! ◆韓国アイドルの流行もあり、医療脱毛需要が増加「すね毛が1本もない男性が人気に」 美容意識の高まりから、一般化するとともに低年齢化が進んでいる脱毛ケア。男性でも身だしなみの1つとして脱毛への意識が高まるなか、高齢層による介護脱毛も増えつつある。共立美容外科の遠山貴之さんは、「昔よりも男性の医療脱毛の需要は増えていると感じます」と言う。 「“美容男子”というワードも流行していますよね。最近流行りの韓国の男性アイドルのイメージは、色が白くてすね毛など1本もないようなイメージはありませんか? 『韓国アイドルのようになりたい』『周りも通っているから』『彼女に言われたから』などの動機から、ピーリングやダーマペンなどの肌治療を受けにくる男性も増えましたが、一番はやはり医療脱毛を希望される方が多いです。美容の入り口としても入りやすいと思います」(共立美容外科 遠山貴之さん) かつては「毛が濃いのは、男性フェロモンを感じ、男の象徴」といったイメージがあった。時代の流れとともに、そうした意識への変化も見られ、もはや脱毛は必要不可欠となっているようだ。 「前述でも述べたように、韓国アイドルの流行もあり、最近は肌の色が白く、すね毛が1本もないような男性が清潔感があって人気と言われています。これはファッションなどと一緒で時代の流れもあります」(共立美容外科 遠山貴之さん) 前述のようにすね毛脱毛の一番のメリットは、「清潔感を演出できる」こと。すべての毛を脱毛するのに抵抗がある場合は、まずは毛量を減らすところから始めてみるといいかもしれない。また、「蒸れや臭いを軽減」できますし、毛穴汚れが原因で起こる肌トラブルの減少も期待できる。ハーフパンツや水着をかっこよく着こなせるようになるのもメリットだ。