全国ツアーの最終公演で熱唱したNumber＿iの左から神宮寺、平野、岸＝さいたまスーパーアリーナ

大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場することが決まった人気グループ、Number＿iが26日、さいたまスーパーアリーナで初全国ツアーの最終公演を行った。 【写真12枚】さいたまスーパーアリーナにて「Number_i LIVE TOUR 2024 No.I」を完走したNumber_iの神宮寺勇太、平野紫耀、岸優太 10月から全国7都市26公演を巡り約30万人を動員。ファイナルとなる埼玉公演は24～26日の3日間にわたり実施した。 冒頭では、満員の観客からNumber＿iコールが巻き起こる中、ステージが暗転。突如ステージ前方から炎が噴出し、雷鳴がとどろき、天井から細かな水が大量に降り注いで壇上が〝豪雨〟となるド派手な演出にあわせ、3人が登場すると、会場は割れんばかりの大歓声だ。 キラーチューン「INZM」で幕を開けると、紅白でも歌唱予定のデビュー曲「GOAT」をアグレッシブに披露。神宮寺勇太（27）は「俺たちの曲で楽しんでいってください！」とシャウトし、それぞれのソロパートでも沸かせた。 前日25日にはクリスマストークでも盛り上げたほか、MCでは、最近3人で食事に行ったと明かし、平野紫耀（27）は「なんだかんだ仕事の話しちゃうけど、楽しかった。すてきな時間でした」と告白。神宮寺が「紫耀がおごってくれた」と感謝すると、会場から盛大な拍手がおくられるも、グループ最年長の岸優太（29）はしどろもどろとなり、笑いを誘った。 アンコールは、平野が「僕たち3人からiLYs（＝ファンの呼称）に向けて心を込めて歌います」と宣言し、ファンへささげる楽曲「iLY」を熱唱するなど23曲を全力パフォーマンス。年末の大舞台へ勢いをつけた。