ドジャースがエンゼルスに快勝 大谷翔平は勢い止まらぬ3戦連発23号140メートル弾…2冠死守
◆米大リーグ ドジャース7―2エンゼルス(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】完璧!3試合連続の23号特大弾!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2打席目に3試合連続弾となる23号2ランを放つなど、4打数1安打2打点だった。3戦連発は今季2度目で通算8度目。7試合連続安打で、自己最長を更新する7試合連続打点もマークした。打率は3割2分1厘で、本塁打と打率のリーグ「2冠」は守った。 初回先頭の1打席目こそ右直に倒れたが、豪快な一発が出たのは、3回無死一塁の2打席目。2ボールから先発右腕・プリーサックの84・9マイル(約136・6キロ)スライダーを捉えると、右中間席へ一直線で飛び込んでいった。打球速度115・5マイル(約185・8キロ)、打球角度24度ではじき返した当たりは、飛距離459フィート(約140メートル)の特大弾。3試合連発の23号2ランで満面の笑みを見せた。3打席目以降は四球、二ゴロ、二ゴロと快音は響かなかった。 前日は延長10回で逆転負けを喫し、21年から続いていたエンゼルス戦の連勝が「10」で止まったドジャース。ともにロサンゼルスに本拠地を置くライバル対決「フリーウェーシリーズ」2戦目は、2回までは両軍とも無安打で静かに進んでいった。両軍無得点の3回に、ドジャースはラックス、大谷、パヘスと3本の本塁打が出て一気に5点を先制。4回にもフリーマンの左犠飛などで2点を追加した。先発のグラスノーは、4、7回に1点ずつを失ったが、7回74球で2安打2失点(自責1)、10奪三振と快投を見せ、7―2と5点をリードしてマウンドを降りた。8回以降は救援陣がリードを守って逃げ切った。 レギュラーシーズンでは大谷にとって初めての対戦となった古巣・エンゼルス戦。2戦連続アーチを放ち、1勝1敗で終えた。この日の試合前にはキャッチボールを終えるとエンゼルスナインのもとに足を運び、ほぼ全ての選手、スタッフらとハグを交わして談笑してた。さらに、今季初めて特別ユニホーム「シティーコネクトジャージー」を着用。相手もユニホームも関係なく存在感を示した。 ドジャースはこの試合で12連戦が終了。ベッツ、山本mビューラーら故障者が続出した中で、7勝5敗と勝ち越した。24日(同25日)からは敵地でホワイトソックス3連戦が組まれている。
報知新聞社