「エモい、安い、旨い」グランプリ開催地・静岡競輪場グルメを実食 名物は“超希少部位”絶品静岡おでん!
12月28~30日に「KEIRINグランプリ2024シリーズ」が開催される。この年末の大勝負が行われるのが静岡競輪場だ。当地での開催は3年ぶりだが2021年はコロナ禍で入場者数を制限しており、全国のファンを迎えるのは2018年以来となる。そこで今回は現地で味わえる静岡競輪場グルメをご紹介。あったかグルメを味わいながら、熱いレースを“生観戦”しよう!(取材・構成=netkeirin編集部)
創業70年の超老舗!『天寅』
まずご紹介するのが静岡競輪場の開設以来、約70年にわたり営業を続けている老舗『天寅』。 出迎えてくれた店主は「私は二代目です。お客さんも代を重ねて、三代で来てくれている方もいますね」と笑顔。 豊富なメニューが破格でいただけるのが一番の特徴で、店頭には大きく『1本100円』の文字。おでんもフライも種類がたくさんあり、つい目移りしてしまう。
ボリューミーなフライも1本100円!
手際よくフライを揚げていたおかみさんにオススメを聞くと「珍しいのは大きなヤングコーン。サービスでウインナーをつけて一緒に揚げています。みんな『珍しい』『美味しい』って言ってくれます」と教えてくれた。 静岡名物の黒はんぺんやアジフライ、ちくわも人気だそう。「ちくわは一口大で食べやすいようにして揚げてみたら好評で。美味しいですよ」勧められるままにちくわフライをいただくと、サクッとした衣とみずみずしいちくわの組み合わせが美味! 特製ソースをお好みでかけて召し上がれ。
“安ウマ”の秘密は手作り
おにぎりやカツ丼、やきそばなど主食メニューも充実。カレーは350円、カツ丼は450円とこちらも激安だ。おにぎりを並べていたのは店主夫妻の息子さんで「おにぎりは全部手作りです。だからこそできる価格ですね」と“安ウマ”の秘密を明かす。 おにぎりも6種類の味が並ぶが、人気のツートップは“鶏めし”と“豆”だそう。「豆のおにぎりって珍しいですよね。グリーンピースを多めに入れて炊いたごはんを握っています。年齢が高めの方も多いので、あっさりしたメニューも人気です」