言語が異なる人とも通話できる?サムスンのAIスマホ「Galaxy S24シリーズ」はGoogle Pixelを超えた!?
最大の特徴は「Galaxy AI」の搭載
Galaxy S24シリーズ最大の特徴は「AI」です。「Galaxy AI」と謳う包括的な機能を搭載し、翻訳、文字起こし、要約、メッセージの提案などが利用できる趣向。 例えば、言語が異なる人と通話する場合は、デバイス内のAIによって双方向の音声がリアルタイムで翻訳され、まるで同時通訳を介しているように通話ができるといいます。さらに、翻訳をテキスト化して、画面に表示させることもできます。まず、13カ国語に対応し、その中には日本語も含まれるとのこと。 Samsungキーボードに組み込まれたAIによって、メッセージやメールもリアルタイム翻訳にも対応。やり取りから判断された最適なメッセージを提案してくれる「チャットアシスト」機能も利用できます。「Samsung Notes」アプリでは、AIが要約を生成し、さらに自動でタイトルが付けられる「ノートアシスト」機能が追加されています。さらに、「ボイスレコーダー」アプリは文字起こしを対応し、複数の話者を区分し、文字起こしから要約、さらに翻訳までできるとのこと。うまく使いこなせば、仕事の効率がグンと向上しそうです。 グーグルが開発した「かこって検索(Circle to Search)」にもいち早く対応。写真でも動画でも、調べたいものが画面に表示されている状態で、ホームボタンを長押しして、それを囲んだりタップしたりするだけで、何かを検索できる趣向です。ただし、かこって検索は、Galaxy S24シリーズだけでなく、Google Pixel 8/8 Proの対応も発表されているので、Galaxyだけのアドバンテージというわけではありません。
暗所でも鮮やかに写る「ナイトグラフィー」が進化
Galaxy Sシリーズは従来からカメラの性能の高さに定評がありますが、Galaxy S24シリーズではAIを搭載した「プロビジュアルエンジン」によって、さらに画質や、撮ってからの編集機能を進化させています。 撮影面で特に進化しているのが「ナイトグラフィー」の性能。暗い場所でズームを使っても鮮やかな画質で撮影でき、手ブレ補正機能も強化されています。最上位のGalaxy S24 Ultraはピクセルサイズが前モデルと比べて60%の大きい1.4μmに拡大されています。 撮影した写真は「Galaxy AI」による編集ツールによって、余計なものを消去したり、構図を変えたり、背景の一部を塗りつぶしたりと、本格的な画像編集が簡単に行え、また、おすすめの編集を提案してくれたりもするそうです。