EVで最大標高差「5802m」を走破、『アイオニック5』がギネス世界新記録
ヒョンデは12月26日、EVの『アイオニック5』が、電気自動車による最大標高差走破のギネス世界記録に挑戦し、達成したと発表した。この旅は、インドで最も標高の高い走行可能地点のレー・ラダック地方のウムリン・ラ(海抜5799m)から始まり、海抜マイナス3mのケララ州クッタナドで終了。「5802m」の標高差を記録した。 最大標高差「5802m」を走破した『アイオニック5』 この偉業は14日間かけて達成され、走行距離は4900km以上に及んだ。厳しい地形と極端な気候条件に直面しながら、アイオニック5の耐久性、先進技術、優れた性能を実証。ヒマラヤの氷点下の気温と急峻な山岳路から、ケララの湿潤な沿岸地域まで、過酷な環境をシームレスに走破した。この記録は、ヒュンダイ・モーター・インディア・リミテッド(HMIL)が主催し、Evo Indiaのプロフェッショナルチームが運転を担当している。 アイオニック5は、最新の電気自動車専用プラットフォーム(E-GMP)をベースに開発。未来的で革新的なデザインは、ヒョンデの象徴的なモデル「PONY」にインスピレーションを得ており、電気自動車の新時代への一歩となっている。 72.6kWhの大容量バッテリーを搭載し、優れた走行距離、先進的な安全性、最先端のスマートテクノロジーを提供し、顧客に刺激的で多様な電気自動車体験を提供する。 今回の記録達成により、アイオニック5は再びその能力を証明し、電気自動車セグメントで新たな基準を打ち立てた、としている。
レスポンス 森脇稔