ヤクルト・小川泰弘、衝撃を受けたダルビッシュとのキャッチボールを明かす「本当にえげつない球」
ヤクルト・小川泰弘投手(34)が20日、神宮外苑で行われた投手練習に参加し、先発する21日のDeNA戦(神宮)に向けて、短距離ダッシュなどで調整した。今季2勝目(1敗)へ「流れを持ってこられるような投球をしたい。とにかく攻めのピッチングを。逃げずに攻めていきたい」と力を込めた。 【写真】左膝の大けがで離脱した塩見(泰隆、背番号9)を思いやり、ヤクルトベンチに置かれている馬の人形 この日、米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が史上3人目となる日米通算200勝を達成した。小川はプロ1年目のオフに右腕と練習をともにする機会に恵まれたという。キャッチボールをした際の衝撃は10年以上経っても覚えており、「本当にえげつない球で、ピッと投げているんですけど、全身から指先への力の伝え方が…。あと変化球の力の伝え方っていうのを教わりました」と振り返った。 創価大時代には「ダルビッシュ有の変化球バイブル」を読んで勉強。スライダー、カットボールなど全球種の感覚を試したこともあった。現在も「改めて昨日(ダルビッシュさんの)動画を見て、こうやってやれば曲がりやすいなとか」と参考にしているといい、「自分も頑張りたいです」と刺激を受けた様子だった。