記録更新の大谷翔平がロバーツ監督にポルシェのミニカーをプレゼント 本物は「Wシリーズに優勝したら考えます」
ドジャース大谷翔平(29)が8号を含む今季5度目の猛打賞でチームを連勝に導いた。4日(日本時間5日)のブレーブス戦(ドジャースタジアム)は打線が空中戦を展開した。2回にマンシーが先制6号2ランを放つと、3回は大谷が右翼席に6試合ぶりの8号ソロ、4回にはパヘスが4号、さらにマンシーが7回に7号、8回に大谷に並ぶ8号と1試合3発の爆発などで11―2と圧勝した。 大谷は本塁打に続く4回の第3打席も一死一、二塁から左翼線に適時打を放つと、7回の第5打席でも初球を中前に弾き返し、5打数3安打2打点。打率3割4分5厘としている。 試合後は「いい試合運びができてディフェンスも素晴らしかった。(本塁打は)甘い球を振り抜けた。アウトの打席もよかったし、あとにつながる」と充実感をのぞかせ、ロバーツ監督の持つ日本出身選手の球団本塁打記録を抜いたことには「うれしいし、もっともっと伸ばせるよう頑張りたい」と笑顔をのぞかせた。 前日にロバーツ監督にポルシェのミニカーをプレゼントし、ジョークで更新を〝予告〟していた。そのミニカーを手に大谷の隣に現れたロバーツ監督は「これは私の車だ。自分のデスクの上に置いとくよ。サンキュー、ショウヘイ!」とご機嫌でまくしたてた。 「いいタイミングで打てたのはよかった」と胸をなで下ろした大谷。ポルシェの本物のプレゼントについては「ワールドシリーズに優勝したら考えます」と報道陣を笑わせた。
東スポWEB