大谷翔平が勝ち越し点たたき出す、2回に貴重な打点マーク…4打席連続の初球打ち
◆米大リーグ レッズ―ドジャース(24日・米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) 【写真】すでに31盗塁の22歳新星が大谷翔平との接触熱望 ドジャース・大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、同点に追いついた直後の2回1死二、三塁の2打席目は遊ゴロに倒れたが、三塁走者が生還して勝ち越しの打点を挙げた。 レッズの先発はG・アシュクラフト投手(26)。試合前の時点で今季、3勝3敗、防御率4・25の右腕で、18日(同19日)に本拠地・ドジャースタジアムで対戦した際には、三ゴロ、二ゴロ、左飛の3打数無安打に抑え込まれた。初回無死一塁の1打席目では、初球の96・4マイル(約155・1キロ)カットボールに反応するも三ゴロ。全力疾走で併殺を阻止するのが精いっぱいだった。0―3から追いついた直後の同点の2回1死二、三塁で迎えた2打席目も初球に反応。遊ゴロだったが、三塁走者が生還して勝ち越し点をたたき出した。22日(同23日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦の3打席目から4打席連続での初球打ちとなった。 前日23日(同24日)は試合がなかったが、21、22日(同22、23日)には2試合連続安打をマーク。本塁打は17日(同18日)の本拠地・レッズ戦で放った13号を最後に5試合連続で出ておらず、6戦ぶりの14号に期待がかかる。さらにメジャー通算99盗塁で、節目の100盗塁にも王手をかけている。 試合開始時点で開幕から50試合に出場し13本塁打、34打点、打率3割4分8厘、13盗塁の成績を残すなど、好調を維持している。
報知新聞社