鈴木誠也、カブスから移籍は避けられないのか… 「またもDHでいたくないというコメントが蒸し返される」チームとの溝を米メディア指摘
移籍は避けられないのだろうか。米大手メディアのジ・アスレチック21日(日本時間22日)、ドジャースとT・ヘルナンデス外野手とのFA残留交渉が難航しているため、カブスの鈴木誠也外野手(30)らをトレード獲得候補に挙げているとのチーム関係者による情報を伝えた。 ◆鈴木誠也、チームメートもあ然の140メートル超特大弾【写真】 これを受け、22日(同23日)の米ブリーチャーネーションは「これで、またも鈴木の『DHでいたくない』というコメントが蒸し返される。カブスは何人かの有望株が大リーグへの扉を開けようとしている。それにも増して、カブスはDHを固定せず、ローテーションすることを望んでいる」。鈴木が守備を希望することが影響する可能性を報じた。 今季の鈴木は8月中旬以降、ほぼDHに固定された。だが、ウルフ代理人は今オフに「セイヤはキャリアのこの段階でフルタイムのDHになりたがっていない。これまでの野球人生で外野手として高いパフォーマンスをしてきた。それこそ、彼がよって立つものだ」とコメントしていた。 他にも懸念されるのは、今季から指揮を執るカウンセル監督が、DHへのポジション変更について事前に鈴木へ全く伝えていなかったという点だ。 さらには今年7月、カブスは鈴木がメジャー挑戦した2022年から二人三脚だった松下登威通訳を解雇したが、明確な理由は説明されなかった。カウンセル監督は「基本的に、われわれはトーイ(松下前通訳)がいなくてもうまくいくだろうと前に進む決断をしただけだ」と、よそよそしさが漂う言葉を残し、米カビーズクリブは「コミュニケーションの問題だ」とした。 同サイトは「今後、鈴木がトレードされる可能性はさらに高まった」と報道。米SBネーションも「昨季の鈴木はDHを強いられたが、守備に就きたがっている。この冬のどこかの時点で、高確率でトレードされるだろう」と予想した。
中日スポーツ