【新戦力10人を加えた浦和、19年ぶりのJ1王者奪還へ。勝負の25年をどう戦う?(2)】ボランチ、最終ラインは昨季同様に手薄な印象。「まだ補強は終わっていない」という堀之内SDの算段は?
ある程度の枚数が揃ったFW陣、多士済々の人材が揃う2列目に比べると、中盤より後ろのポジションはやや手薄な印象もある2025年の浦和レッズ。 ■【画像】サヴィオや金子拓郎らを補強で競争激化!「今季の浦和レッズの予想スタメン」■ まずボランチに目を向けると、昨季終盤の主軸だった安居海渡、サミュエル・グスタフソンの2人に、サンフレッチェ広島の絶対的主力だった松本泰志と町田セルビアからレンタルバックした柴戸海が加わり、使える人材は増えた。 ただ、柴戸は昨年9月に左ひざの手術を受けて長期リハビリの真っ只中。1月12日からの沖縄キャンプでも全体練習合流が不透明と言われており、2月15日の今季開幕・ヴィッセル神戸戦には間に合わない可能性が大だ。 となると、当面の間は3人で回さなければいけなくなる。このうち安居は球際の強さやアグレッシブな守備が期待できるが、松本とグスタフソンはともに攻撃的なタイプ。対戦相手によっては2人を組ませると守りが不安視されるケースもあるだろう。 そういった個々の特徴をしっかりと把握しながら、ベストバランスを見出していくのが、キャンプ期間の重要テーマになってくる。マチェイ・スコルジャ監督にしてみれば、松本は全く未知数な存在だけに、まずはじっくりと観察し、どう使うのがベストかを探っていくはず。広島時代のように松本の走力やダイナミックさをうまく引き出していけば、彼の得点シーンも増えてくる。松本は今季浦和のキーマンの1人と言えそうだ。
■堀之内聖SD「まだ補強が終わったわけではない」
一方、守備陣に関しては「人材が足りないのではないか」と不安視する声も少なくない。まずセンターバック(CB)は佐藤瑶大が名古屋グランパスへ移籍。大卒ナンバーワンの呼び声高きDF根本健太が流通経済大から加わったものの、マリウス・ホイブラーテン、井上黎生人を含めて3人しかいない。 昨季の鹿島アントラーズが植田直通と関川郁万の2人だけでほぼ1シーズンを乗り切るというウルトラCをやってのけたが、今季の浦和はFIFAクラブワールドカップ(W杯)もある。根本は間違いなく即戦力だろうが、万が一、誰かがケガをしてしまったら、本当に戦力が回らなくなる。だからこそ、堀之内聖SDは「まだ補強が終わったわけではない」と発言したのだろう。 欧州ではデンマーク人のマティアス・ロス(スパルタ・プラハ)に食指を伸ばしているという報道も出ているようだが、近いうちに外国人DF獲得が決まる可能性が大だ。そうなれば、スコルジャ監督が目指す堅守の完成度がこれまで以上に上がるはず。早くそのニュースを耳にしたいものである。
【関連記事】
- ■(この記事の続きを読む)【新戦力10人を加えた浦和、19年ぶりのJ1王者奪還へ。勝負の25年をどう戦う?(1)】サヴィオ、金子ら加入で分厚い2列目競争の行方は……長倉、高橋はFWの軸になれるか
- ■「奥さん美人…」「綺麗過ぎてビビる」日本代表FW小川航基のゴールパフォーマンスがきっかけで「美人すぎる妻」が再脚光!「めちゃくちゃ綺麗」「美男美女」の声
- ■「奥さん美人すぎる」「めちゃくちゃ可愛い」J1川崎MF橘田健人の祝福に駆け付けた「美人妻」にファンざわめく!「奥様めっちゃキレイなお方ですね…!」と注目集まる【人気記事】
- ■「身長差がいい感じ」川口春奈と三笘薫の「肩くっつけショット」が大反響!「え!かわいい!かっこいい!最高」「この絵最強過ぎる」とファン興奮【人気記事】
- ■「奥さん美人すぎる」J2清水DF高橋祐治の「元AKB48メンバー妻」がスタジアム来場で大反響!「Jリーガの奥さん綺麗過ぎてビビるシリーズ」などファン驚き