不審物に「キケンさわるな」手書き文字 爆発物処理班がふた開ける ゴルフ練習場で従業員が熱風浴びやけど 従業員「ゴミ箱のようなもの、普段はない」大阪・松原市
大阪府松原市のゴルフ練習場の敷地で不審物が見つかっています。動かそうとした男性従業員が熱風で軽いやけどをしているということです。 【画像を見る】横から見た不審なバケツ 黒いテープでなにやら貼り付けられている 警察によりますと、6日朝5時ごろ、ゴルフ練習場の従業員が事務所前の路上に不審物な灰色のバケツのようなものを見つけました。 高さ48cm、直径43cm、容量45リットルの大きさで、従業員がふたをあけてみると「中に液体がありガス臭がした」ということです。 その後、午後1時ごろになり、41歳の男性従業員が移動させようと、軽トラックの荷台に載せたところ突然、爆発。 男性は熱風を浴びて左腕に軽いやけどをしたということです。 ゴルフ練習場は閉鎖され、警察の爆発物処理班などが対応にあたっています。
爆発物処理班が接近
午後7時前には爆発物処理班とみられる2人が近づいて、バケツのふたをすこしづつ開けていました。 その段階で爆発する様子はありませんでした。その後、中にカメラを差し込んで画像を撮影したり、再び離れたりして、午後7時半現在も周辺に警察官が集まって、調べています。
ゴルフ練習場の従業員に話を聞く
取材に対して、ある従業員は、「あのゴミ箱のようなものは普段はない。基本的に『打ちっぱなし』なので、お客さんでも誰でも(敷地に)出入りすることができる」、「(こんなことが起きて)危険を感じる」と話しました。 また、けがをした従業員とも話したということです。 「腕が軽いやけどのように赤くなっていて、(けがをした従業員が)バケツを動かしたらバン、という音が鳴ったらしい」と話しました。