CB400スーパーフォアに代わり、首都高パトロールに黄色のBMW! 「F900XR」を12月上旬より黄バイとして運用
輸入車ブランドとして初めて採用
BMWは、前後17インチホイールを履く2気筒クロスオーバーモデル「F900XR」を、首都高速のパトロールバイクとして首都高パトロール株式会社に納入したと発表した。 【ディテール画像】BMW F900XR 首都高速パトロールバイク
「BMW F900XR」3台を先行導入
BMWは、首都高速道路のバイク隊に向け「F900XR」を納入したことを発表。これは「「BMW F900XR POLICE仕様」をベースとしたものだ。 黄色いバイクとしてお馴染みの首都高巡回バイクは、従来ホンダ製CB400スーパーフォアが使われていたが、CB400SFの生産終了にともない機種変更することに。ここにBMWnoクロスオーバーモデル「F900XR」が導入されることになった。 F900XRは走行性能に優れ、長距離でも疲れないほか、安全装備も最新のものを採用しており、日々のパトロール業務に最適と判断された。欧州をはじめ多くの国や地域で警察車両として採用実績があり、信頼性の高さが採用の決め手となったようだ。 欧州のポリスバイクではヤマハ「トレーサー9」やドゥカティ「ムルティストラーダ」などクロスオーバーモデルやアドベンチャーモデルが採用されることも多い。汎用性の高さとタフな走りは、長距離性能と瞬発力が求められるパトロールバイクにうってつけと言えそうだ。 今回は3台が先行導入された形だが、今後も車両の更新時期に合わせて順次導入予定だという。 ──首都高速パトロール株式会社は「BMW社製 巡回バイク」を3台導入したと発表。
F900XRとは
F900XRは、F900RやF900GSと同系の並列2気筒エンジンを搭載するクロスオーバースポーツ。前後17インチホイールにロングストロークサスペンション(前170mm/後172mm)を組み合わせ、ハーフカウル装備でスポーツ性と快適性を高めている。 アダプティブコーナリングライトやダイナミックブレーキコントロール(DBC)、エンジンブレーキコントロール(EBC)、エンジンドラッグトルクコントロール(MSR)といった安全装備が自慢だ。 主要諸元■全長2150 全幅860 全高1320-1420 軸距1530 シート高825(各mm) 車重223kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 894cc 105ps/8500rpm 9.38kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15.5L(WMTCモード燃費23.8km/L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:151万3000円~ ※諸元と価格は市販標準仕様 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。