トルコ、映画「グラディエーターII」公開で、アナトリアの剣闘士たちの足跡を辿る旅をアピール
トルコ共和国大使館文化観光局は、2024年11月から日本で公開中の映画「グラディエーターII」(リドリー・スコット監督)を機に、トルコ・アナトリアへを訪れる観光をアピールしている。 グラディエーター(剣騎士)とは、古代ローマ時代にエンターテイメントとして、闘技場で観客の前に戦っていた剣士のこと。現在のトルコにも、競技がおこなわれた劇場や戦士たちを描いた遺物など、グラディエーターたちの足跡を物語る遺物が数多く点在する。 一例は、アナトリアで最初にグラディエーター競技がおこなわれた都市のひとつがエフェス。ユネスコ世界遺産に登録されている劇場や競技場の壁にはグラディエーターの落書きが遺されているほか、「エフェス体験博物館」では、古代の日常生活も垣間見られる。 また、ムーラに位置する古代都市ストラトニケイアは、古代最大の体育館が建設されるほど、スポーツが非常に重要視されており、「グラディエーターの都市」として知られていた。考古学者によって発掘されたグラディエーターの墓や墓石もここで見ることができる。
トラベルボイス編集部