7連覇に挑む東海大学、2部から昇格した関東学院大学の挑戦を受ける。ラグビー関東大学リーグ戦
9月7日(土)8日(日)にラグビー関東大学リーグ戦が開幕。前人未踏の7連覇を目指す王者・東海大学は、神奈川・小田原市城山陸上競技場で、昇格組の関東学院大学と対戦する。両大学とも神奈川に本拠地を構えているため「神奈川ダービー」となる一戦だ。
関東学院大学は、昨シーズン2部で戦っていたため、両者の対戦は2年ぶりとなる。なお、2021年は東海大学が57-5、2022年は74-7で勝利している。
6連覇で13度目の優勝を達成した東海大学は、ここ2シーズンは大学選手権の準々決勝で敗戦し、正月越えすることができていない。そのため、スローガンは「BREAK THROUGH」と掲げた。
一方、昨年2部で優勝し、入替戦で拓殖大学に勝って再昇格した関東学院大学。1990年から2006年の間にリーグ戦を10回制し、大学選手権も6回制している。スローガンは再び、関東学院大学の名を轟かせるという思いを込めて「轟」とした。
まずは東海大学のメンバーから見てきたい。共同キャプテンのFL(フランカー)汐月佑心、CTB(センター)近藤翔耶(ともに4年)が先発する。
他にもFW(フォワード)はPRにシアレ・オトゥホウマ(4年)杉浦皓亮(3年)、HOが下江康輔、LO(ロック)は川瀬悠河と中山竜太朗(いずれも4年)、バックローには汐月とFL薄田周希(3年)、NO8(ナンバーエイト)大森光(4年)と上級生が並んだ。
BK(バックス)は、SH(スクラムハーフ)辻時羽(4年)とハーフ団を組むのは1年のSO(スタンドオフ)浦本明惟(松山聖陵)が抜擢された。他にはCTB木津谷勇輝(4年)、バックスリーはエースWTB(ウイング)中川湧眞、岡村優太、昨年の「ベスト15」に選ばれた南アフリカ出身FB(フルバック)コンラッド・セブンスター(2年)が務める。
控えはPR伊波大地(4年)、阿部輝(2年)、1年のHO川村航平(茗溪学園)、FL/LO今井郁太(4年)、NO8ヘンドリックス・スミス(2年)、SH井川天太郎(3年)、SO緒方蒼太朗(4年)、CTB古屋健太朗(3年)が入った。