大谷翔平、4戦ぶり38号で日本人初メジャー全30球団ホームラン制覇 180キロの超低弾道ライナー弾に敵地騒然
【MLB】カージナルス - ドジャース(8月17日・日本時間18日/セントルイス) 【映像】大谷、全30球団ホームランの瞬間 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席で4試合ぶり38号ホームランを放ち、MLB全30球団からホームランを達成した。また、リーグ本塁打数2位のオズナに3本差をつけている。 大谷のメモリアルな一発が飛び出したのは5回の第3打席だった。カウント1-1から3球目のナックルカーブを捉えると、矢のような弾道の打球は、ライトスタンド一直線。打球速度111.9マイル(約180.1キロ)飛距離384フィート(約117メートル)の鋭い当たりがフェンスを飛び越えた。 MLB挑戦7年目での完全制覇となった一発に、敵地ブッシュ・スタジアムに詰めかけたファンも騒然。チーム123試合目での38本はキャリアハイのシーズン50本ペースとなり大台到達への期待が高まる。直近15試合は、64打数10安打、5本塁打で打率.156と、ホームランこそ3試合に1本ペースで積み重ねたものの成績を落としているなか、8月6本目のホームランとなった。 大谷は、5日(同6日)のフィリーズ戦でMLB全30球団中、29チーム目のホームランとなる今季34号を放ち、全球団制覇までカージナルスを残すのみの王手としていた。 また、14日(同15日)には、2回表に二盗と三盗を成功させて、今季の盗塁数が35個に。これにより、ドジャースの選手としては史上2人目となる、「35-35」を達成。2011年にマット・ケンプが39本・40盗塁を記録して以来、8年ぶりとなった。 ナ・リーグのタイトル争いにおける主役である大谷は、3割・30本塁打・30盗塁のトリプリスリーや、MLB史上6人目の「40-40」、MLB史上初の「50‐30」、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来12年ぶりとなる三冠王などにも注目が集まっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)