大谷翔平が記録した“史上最多”「99」 指標も大幅塗り替え…飛び越えた2人の最強DH
塗り替えたDH選手の最高記録…DH史上初のMVP受賞に期待が集まる
ドジャース・大谷翔平投手は2024年シーズンで史上初となる「50-50」に到達するなど驚異的な成績を残した。21日(日本時間22日)にはMVPが発表されているが、大谷の受賞が濃厚とされている。今季は過去の2度の受賞とは違い、“DH史上初のMVP”という点にも注目が集まっている。 【動画】英語話す真美子夫人が「素敵だなぁ」 大谷の背後で行われていた同僚妻との会話 大谷は今季リーグトップの54本塁打を放っただけでなく、長打数も99を記録。23年ぶり史上16人目の100長打にはあと1及ばなかったが、DHとして出場した選手の1シーズン記録では、2016年のデビッド・オルティス(87)を抜いて1位に立った。昨季の大谷は78でランキング7位。シーズン前の時点ではオルティスが1位から3位を独占していたが、大谷が抜き去った。 また、大谷は今季どれだけチームの勝利を増やしたかを表すセイバーメトリクスの指標「WAR」で9.2を記録。守備も行わないDHの選手は数値を上げづらいが、これまでシーズンの65%以上を指名打者で出場した選手の歴代最高だったエドガー・マルティネスが1995年に記録した7.0を大幅に更新してシーズンを終えた。 投手として投げられない分、打者として最高の成績を収めた大谷。通算541本塁打のオルティス、そして最も活躍した指名打者に贈られるエドガー・マルティネス賞の名前にもなっているマルティネスも獲得できなかったDH史上初となるMVP受賞が迫っている。
Full-Count編集部