【山形】銀山温泉 オーバーツーリズム解消へ実証実験
YTS山形テレビ
観光地に客が殺到する「オーバーツーリズム」を解消しようと、尾花沢市の銀山温泉でシャトルバスを活用した実証実験が始まりました。 他の人気観光地と同様にオーバーツーリズムへの対応が喫緊の課題となっている銀山温泉。 温泉街には、日帰り客用の駐車場がほとんど無いことから、渋滞や冬場の立ち往生なども頻発しています。 こうした状況から市は自家用車の乗り入れを規制し、シャトルバスに誘導する実証実験を始めました。 バスの発着所では誘導員が温泉街に駐車場がないことを説明し、観光客にシャトルバスの利用を促しました。 またガス灯がともる時間帯に観光客が集中することから、夕方以降のシャトルバスを予約制にして訪問客数の調整を図る取り組みも行います。 【尾花沢市商工観光課 齊藤孝行 課長】「レンタカーでお越しの方がノーマルタイヤ来てしまって、スタックして渋滞に繋がっている。今回の実証を踏まえて、今後よりよい方法を協議していく」