小学校教諭、保護者の積立金など162万円流用…教頭管理の金庫に5000円しかなく発覚
滋賀県草津市教育委員会は2日、市立草津小学校の30歳代教諭が保護者から集めた積立金など約162万円を私的に流用していたと発表した。同小と市教委は窃盗容疑などで教諭を告訴する方針。 【図】いろいろありました…謝罪記者会見
発表によると、教諭は同小で会計を担当。10~11月の間、教頭が管理する金庫から無断で6年生の行事で使うバス代55万5000円、5年生の積立通帳などから106万6886円を複数回にわたって引き出すなどして私的に使ったという。
11月22日、別の教諭がバス会社への支払いのために金庫内を確認したところ、5000円しか残っていなかったため発覚。同23、24日に校長らが教職員への聞き取りを行い、25日になって教諭が持ち出しを認め、その後、全額を返金したという。