警視庁が公務執行妨害の疑いでトルコ国籍の30代男性を誤認逮捕 逮捕から約3時間後に釈放
警視庁はきょう未明、東京・歌舞伎町の路上で警察官に暴行を加えたとして逮捕したトルコ国籍の30代の男性について「誤認逮捕だった」と発表しました。 警視庁によりますと、きょう午前1時ごろ、東京・歌舞伎町の路上で「外国人が暴れている」と周辺のクラブのスタッフから近くの交番に相談があり、新宿警察署の警察官6人が現場に駆けつけました。 その際クラブの入り口でトルコ国籍の男性ら4~5人がスタッフとトラブルになっていて、このうちトルコ国籍の30代の男性を警察官の顔を殴るなどの暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したということです。 しかし、その後の捜査で、警察官に暴行を加えたのは逮捕した男性ではなく、その場にいた別の男性であることが確認されたということです。 警視庁は誤認逮捕だったとして、およそ3時間後に男性を釈放しました。 警視庁は「誤って逮捕した方に心からお詫び申し上げます。再発防止に向けて冷静な対応など、指導を徹底してまいります」とコメントしています。
TBSテレビ