引退会見にダイエー時代のユニで登場したわけ、レジェンド左腕は「大黒柱」和田毅への想いをソフトバンク明石健志コーチが語る
ソフトバンクの明石健志2軍打撃コーチ(38)が5日、今季限りで現役引退を発表した和田毅投手(43)の会見にダイエー時代のユニホーム姿で登場し、花束を贈呈した。和田と明石コーチは、投手と野手として最後の〝ダイエー戦士〟。「2年越しに(ユニホームを)引っ張り出して来ました。本当にダイエー選手のラストなので」と語った。 ■和田毅が元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【写真複数】 2022年9月24日のロッテ戦(ペイペイドーム)は明石コーチの引退試合。2人はダイエー時代のユニホームを着て記念写真を撮っている。「僕が辞める時も気遣ってくれた。(ユニホーム姿で登場は)これしかないと思ったので」と話した。 「悔いはないんだなって思いますし、後悔なく一日一日を過ごしたんだなって思います」 和田の表情を見て明石コーチはそう感じた。 投手と野手でいつも一緒にいるわけではないが、野球に対する真剣な取り組みを肌で感じていた。「キャンプになったら誰よりも練習をしてましたし、走ってました。投手と野手ですけど、そういうのを見て僕も『あんなに結果を出している選手でもあんだけ練習するんや』って思いました。すごく勉強になりました」と振り返った。さらに「技術もそうですけど、メンタルも強いですよね。これを毎年、毎年って自主トレからずっとやるのはしんどい。年を重ねるほどしんどくなってきますよね」とも話した。 明石コーチにとって和田の存在は大黒柱という。「今年は、若手に聞かれたことに対して教えるというかそういうことをしていただいた」。その上で「技術や取り組み方など、これからの選手に伝えてもらいたいのは率直にあります。ああいうところ(1軍など)でやっていたから分かることがたくさんあると思うので、それを伝えていってほしいと思います」と今後にも期待をした。 【#OTTOホークス情報】 ▼引退会見詳報は【関連記事から】▼
西日本新聞社