寝る前の5分でハッピーに! 精神科医・樺沢紫苑さんが教える「3行ポジティブ日記」のススメ
忙しい毎日で、会社と家の往復ばかり。もう少しインプットしたいけど、スマホを見るとついSNSやゲームでダラダラ時間を溶かしてしまう……。 [ポッドキャスト]感情はあくまで物質。脳から「ネガティブ思考」をハックしよう ビジネスパーソンのみなさんが「定時までに帰れること」をサポートすべく、業務効率化やキャリアアップに役立つ新刊ビジネス書の著者をお招きして、今日からお仕事にちょっと役立つノウハウやTipsをインタビュー。ポッドキャスト番組「定時までに帰れるラジオ」(https://open.spotify.com/episode/1CfBGzEFSs6k6TQ5QLeZXe)の一部をダイジェスト版でお送りします。 ゲストは『人生うまくいく人の感情リセット術』(三笠書房出版)の著者・樺沢紫苑さんです。
---------- 樺沢紫苑(かばさわ・しおん) 精神科医、作家。1965年北海道生まれ。91年、札幌医科大学医学部卒。 「情報発信によるメンタル疾患の予防」をビジョンとし、毎日更新のYouTubeチャンネル(登録者数約50万人)やSNS、メールマガジンなどで日々発信している。『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』『学びを結果に変えるアウトプット大全』など著書は40冊以上、累計260万部。 ----------
感情とは、物質である
野上:今回のテーマは「脳の仕組みを知れば、感情はいつでもリセット」ということでお届けしたいと思います。 今回はご専門である脳の仕組みについてなんですが、「苦しい、楽しいというのは、脳内物質ホルモンの変化によるものなんだ」と説明されています。これについて具体的に解説いただけますでしょうか? 樺沢:皆さんは苦しい、楽しい、つらいといったいろいろな感情をお持ちだと思います。最近の研究では、その感情は「物質」に還元されるということがわかってきているんですね。 例えば、不安な時はノルアドレナリンが出て、友達と喋って楽しいときはオキシトシンが出てるし、仕事で成功したときはドーパミンが出る。ストレスが何ヶ月も続いている状態だと、コールストレスホルモンのコルチゾールが分泌されているんですね。 そういう物質が出ている状態が楽しい、つらいだとすると、それらの物質を増やしたり減らしたりすると、楽しくもつらくもなりますよね。できるだけコントロールできるようになろうというのが私の考え方なんです。