トヨタ「LQ」が凄かった! まるで「目がない」フロントフェイス&タマゴ型ボディ採用! AIを搭載した“公道走行可能”な「ハッチバック型コンセプトカー」とは?
AIエージェントが運転手をサポートするモデルとは?
コンセプトカーといえば、個性的なデザインやさまざまな先進技術を搭載するなど、「未来感のあるクルマ」が多いのが特徴です。 各国のモーターショーなどで、過去には多くのコンセプトカーが登場していますが、なかでも特に「近未来」を感じさせる1台が、トヨタの「LQ」です。 【画像】超カッコイイ! これが“公道も走れる”トヨタ斬新「LQ」です!(80枚)
LQはトヨタが2019年10月の「東京モーターショー2019」で発表したコンセプトカーです。 その車名には、新しい時代の愛車(Be“L”oved Car)を提案するきっかけ(“Q”/Cue)になればとの想いが込められています。 同車は「『クルマと人』『クルマと社会』の新しい関係を提案するコンセプトカー」として、様々な人に寄り添う新しいテクノロジーを搭載しているのが特徴です。 代表するテクノロジーとして「YUI」というAIエージェント機能が挙げられます。 同機能は、人工知能や自動運転を研究する「Toyota Research Institute」との共同開発で生み出されたAIです。 YUIはモビリティーエキスパートとして、会話を中心としたコミュニケーションを行うほか、表情や動作を読み取ることで運転手の状態をチェック。 状態に応じて「覚醒・リラックス誘導機能付きシート」を活用したり、休憩を呼び掛けたりして、適切な運転状態を維持します。 この覚醒・リラックス誘導機能付きシートには、複数のエアブラダー(空気袋)や空調機能が搭載されています。 ドライバーの状態によって、エアブラダーを膨らませたり、冷たい空気を放出するアクションを自動で実行したりと、覚醒やリラックスを促します。 ほかにも、音楽の選曲・再生、車内イルミネーション、空調、フレグランスの調整、好みに合うスポットを案内するといったサポートを行い、スムーズな移動体験を生み出す機能となっています。 またLQ搭載されている移動体験に関わる技術として、自動運転機能や無人自動バレーパーキングシステムも注目を集めたポイントです。 自動運転機能はSAEレベル4相当(システム側が自動運転の主体となるレベル)を搭載。 自動運転時には、ドライバーがリラックスできるよう覚醒・リラックス誘導機能付きシートが作動する仕組みでした。 無人自動バレーパーキングシステムは、駐車場の乗降場と駐車スペースの間を無人で移動するシステム。 車両のカメラ・ソナー・レーダーのほか、2次元路面マップシステム、駐車場カメラと連携することで、隣接車両と20センチ間隔で駐車が可能です。 くわえて、視線移動を低減することで安全運転をサポートする「AR-HUD(Augmented Reality Head Up Display)」や、当時のトヨタ車では初となる有機ELメーターを装備。 そのほか、オゾンを酸素に分解する効果を持つ大気浄化塗料の採用など、随所に斬新な試みが用いられていました。 これらのテクノロジーが投入されたLQは、10年先はこのクルマが道を走っているだろうと具体的に想像させてくれる1台でした。 またデザインも特徴的で、ボンネットとフロントウインドウが連続した、ワンモーションフォルムを特徴とするボディには、グリルレスのフロントマスクや点灯すると存在が明らかになり、複雑な図形や文字を路面に描画が可能なDMD(Digital Micromirror Device)式ヘッドライト、下方までガラスエリアを広げたフロントドア・オーバルを基調とした斬新なリアビューなど、未来的なデザインや機構を数多く採用されています。 そんなLQは発表から約5年が経過したものの、未だに市販化には至っていません。 しかし有機ELメーターやグリルレスのフロントマスクなど、一部の機能やデザインテイストは現在のトヨタの市販車に投入されています。 さらに東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、実際にナンバープレートを掲げて聖火リレーやマラソンで伴走し、多くの人を驚かせました。 果たしてLQに投入されたテクノロジーが、今後のトヨタ車にどのような進化を与えるのか、そしてLQそのものが市販化される日が来るのか、今後も要注目です。
大西トタン@dcp
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