【MLB】アスレチックスが最下位脱出 およそ2ヶ月半ぶりに地区4位浮上 先発ボイル6回無失点で3勝目
【レイズ0-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム
日本時間8月20日、アスレチックスは本拠地オークランド・コロシアムでのレイズ4連戦がスタート。その初戦は先発のジョー・ボイルが6回2安打無失点の好投を見せるなど、4投手が2安打完封リレーを展開して3対0で勝利し、2ヶ月半ぶりに地区最下位から脱出した。好投したボイルは3勝目(5敗)を挙げ、試合を締めくくったアスレチックス4番手のメイソン・ミラーが19セーブ目を記録。レイズ先発のタジ・ブラッドリーは6回5安打3失点で8敗目(6勝)を喫した。 【動画】アスレチックスのJJ・ブレデイが先制の16号2ランを放つ アスレチックスは1回表一死1・2塁のピンチをボイルが切り抜けると、その裏にJJ・ブレデイの16号2ランで先制。ボイルが好投を続けるなか、5回裏には先頭のザック・ゲロフの二塁打からマックス・シューマンの送りバントで一死3塁とし、ローレンス・バトラーの犠牲フライで3対0とリードを広げた。7回以降は2番手のグラント・ホルマン、3番手のタイラー・ファーガソン、4番手のミラーとつなぎ、レイズ打線をシャットアウト。敗れたレイズは貯金がなくなり、勝率5割に逆戻りとなった。 アスレチックスはエンゼルスとア・リーグ西地区の4位タイに並んでいたが、エンゼルスがロイヤルズに敗れ、アスレチックスがレイズに勝利したため、エンゼルスに1ゲーム差をつけて地区4位に浮上した。昨季はオークランド移転後最悪の112敗を喫したアスレチックスだが、今季は現時点で70勝92敗ペース。残り試合の戦い次第では100敗どころか90敗を回避できる可能性すらある。ブレデイ、バトラー、ボイルといった若手の台頭もあり、未来は決して暗くない。