阿部顕嵐 肉体改造で後ろ姿に自信!鬼と桃太郎が現代の日本で激突する注目作「桃源暗鬼」で憧れのダークヒーローに
阿部顕嵐さんが自身の敵と最新の“好き”を明かしました。 2025年1月に上演される舞台「桃源暗鬼」-練馬編-で、一ノ瀬四季を演じる阿部顕嵐(あべ・あらん)さん。 【写真】阿部顕嵐が“鬼”の子孫となって、“桃太郎”の子孫と因縁の対決! 原作の『桃源暗鬼』(作・漆原侑来)は『桃太郎』を題材とし、現代を舞台に鬼の子孫と桃太郎の子孫の戦いを鬼側の視点で描いた物語。 主人公・一ノ瀬四季が、“桃太郎”の襲撃によって自分が“鬼”と知り、父の仇を討つために鬼の養成学校・羅刹学園に入学。さまざまな敵と戦いながら成長していく物語です。 今年2月には舞台版が上演され、キャストの熱演や息つく暇もないアクションが話題になりました。 めざましmediaでは、初演に引き続き主演を務める阿部顕嵐さんにインタビュー。前作を振り返ってもらったほか、新作への意気込み、気になるプライベートを聞きました。
<阿部顕嵐 インタビュー>
――まずは初演の思い出を聞かせてください。 真っ先に思い浮かぶのは、すごく体を使った作品だったということです。肉体を酷使する作品は久しぶりだったので、見た目もゲッソリしましたし、もっと自分の体に向き合わなければと痛感させられた作品でもありました。 とはいうものの、キャストは気の合う人たちばかりだったので終始、和気あいあいとしていて、だけど、締めるときは締めるというメリハリの効いた現場でした。 ――初演ならではのプレッシャーもあったことと思います。 もともとプレッシャーはあまり感じないほうですが、よりリアルに、かつ迫力のある内容で、どうアプローチしたら原作ファンの皆さんに舞台版を好きになってもらえるかを一番に考えました。 そして、物語の展開やアクション、熱のある芝居など情報量でパンチをくらわせたいという思いで戦っていたことを記憶しています。それは演出の松崎史也さんをはじめ、キャスト・スタッフみんなに共通する意識だったのではないでしょうか。 ――原作者である漆原侑来先生も観劇されたのだとか。 侑来さんは数回観劇に来てくださったんですが、『桃源暗鬼』の“生みの親”なので、どう感じるのだろうって正直、不安に思っていたんです。だけど「本当に面白かった。僕が思い描いていた四季でした」と言ってくださり、「よかった。僕がつくった四季は間違っていなかったんだ」とそれまでの努力が報われた気持ちになりましたね。