「監督庁」かたる電話で「犯罪で裁判になる」と告げられた女性、1億8670万円を手渡してしまう
岐阜県警岐阜中署は6日、岐阜市内の80歳代女性が約1億8670万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。 【図解】激増している「逮捕状詐欺」、ターゲットになっている世代
発表によると、昨年1月頃、女性宅の固定電話に監督庁の職員を名乗る男から「会社の情報を教えませんでしたか。これは犯罪で裁判になる。刑事裁判でなく民事裁判を進めるにはお金が必要」などと言われた。その後、11月下旬までに男や被害会社の役員を名乗る男に「和解金がいる。弁護士費用を渡さないといけない」などと言われ、監督庁の職員の部下を名乗る男に複数回にわたって、現金約1億8670万円を手渡し、だまし取られたという。