石破首相「野党との大連立考えていない」 伊勢神宮参拝後に年頭会見
石破首相「野党との大連立考えていない」 伊勢神宮参拝後に年頭会見
石破茂首相は6日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮参拝を終えた後、年頭記者会見に臨んだ。 【動画】石破首相、伊勢神宮参拝後に年頭会見(2025年1月6日)
石破首相は会見で、今年が戦後80年の節目の年になることについてふれ「改めて平和について、そして平和国家日本の在り方について、国民のみなさまとともに考える年にしていきたい」と述べた。
昨年の総選挙の結果、約30年ぶりの少数与党となったことにもふれ「公明党とともに国政をお預かりする立場から、現在、そして次の世代の国民のみなさまに対して責任を持つ、責任与党でならなければなりません」と述べた。
また「一方で党派を超えた合意形成をはかるためには、野党のみなさま方にもこれまで以上に責任を共有していただくことが求められていると存じます。それぞれが責任ある立場で議論を尽くし、国民の皆様方の納得と共感が得られるように努めることが必要だと考えます」と話していた。
報道陣からは「野党との連立はあるのか」という質問があった。 それに対し、石破首相は「今の時点で連立というものを考えているわけではございません。大連立を考えているわけでもございません。昨年末、私はそのようなことを一回も言ったことがない。そういう可能性はありますよねと申し上げたのであって、それはなんのために、ということが明らかにならなければ意味のないことだと思っています」と答えていた。