369トンの大型貨物船が座礁 乗組員4人にけがないものの1人が体調不良 巡視船が船の無線を傍受して発覚 鳥取県境港市
10月31日深夜、鳥取県境港市の境水道入口付近で貨物船が座礁する事故が発生しました。 境海上保安部によりますと、10月31日午前0時20分ごろ、境港市潮見町の境水道入口付近で、島根県松江市船籍の貨物船「大泰丸」が座礁。大泰丸は369トンの大型貨物船で京都府の舞鶴港を出港し、中海の江島に向かう途中に座礁したということです。巡視船えちぜんが、事故を起こした船の無線を傍受して発見しました。 乗組員は4人で、けが人はいませでしたが、60代の船長が体調不良を訴え、防災ヘリで病院に運ばれました。 事故発生時、波は高くなかったということで、境海上保安部が事故の原因を調査しています。大泰丸は、損傷などを確認し、ひき舟と呼ばれる「タグボート」で運び出されるということです。