「プッチンプリン」出荷再開へ 出荷停止の影響で純利益53%減益
江崎グリコは、システム障害で「プッチンプリン」などを出荷できなかった影響で、2024年中間決算の純利益が前年の同じ時期と比べて、53%減益したと発表しました。 江崎グリコは4月に発生したシステム障害の影響で、「プッチンプリン」などの冷蔵商品の出荷を停止しています。 14日に発表された2024年の中間決算では、この出荷停止の影響で乳業事業などが前年の同じ時期の売上を下回り、1月~6月の最終利益が前年の同じ時期と比べて53%減の36億円となりました。 高橋真一常務執行役員は、「待ち望んでいるお客さまに対して商品が供給できなかったことを重く受け止め、二度と起こしてはいけない」としました。 一方で、栄養菓子事業や海外事業が伸びたため、売上高は1540億円で、0.6%増えました。 5月に2024年12月期の通期決算の売上高見込みを当初より200億円減らした3360億円と修正しましたが、中間決算を受けての変更はないということです。 また、冷蔵商品の出荷再開は順次進められていて、今月13日には「BIGプッチンプリン」が再開し、27日以降には「プッチンプリン3個パック」が再開される予定だということです。
ABCテレビ