すき家の「牛丼じゃないモーニング」とは…絶対にすべらない“最強の朝食”
すき家の「絶対にすべらない朝食」
つづいて、朝食の定番、納豆ね。 もう説明いりませんよね。 というか、今回選んでいるサイドメニューって、すべて朝食に合うものですから、どれひとつとっても、合わないわけないんですよ。 つまり、絶対にすべらない朝食なのです。 魚系のツートップ、炙り塩さばはほんのり塩味がついているので、そのままでも、軽く醤油をかけても美味しい。
ここら辺から、おかずの種類に対してごはんが1杯というのに無理がある気がしてきましたが、朝ですから、そこはヘルシーにしときましょう。 1本でも存在感が大きいソーセージは、中盤に投入すると後半への朝食欲が一気に奮い立たされます。
豪華なおかずをすべてごはんに乗せて…
さあ、後半で絶対やりたかったのがこれ。 スペシャルまぜのっけ朝食チャレンジ! そもそも、まぜのっけ朝食は、とろろとおんたまと各種おかずを、ごはんの上に乗せて、一緒にまぜて食べるのがコンセプトですから。 今回は、この豪華なおかずをすべてごはんの上に乗せて、スペシャルまぜのっけ丼を作ります。 おんたまに納豆ももちろん忘れず。 できるだけきれいに盛り付けましょう。 完成したスペシャルまぜのっけ丼! 焼き魚2種類にベーコン・ソーセージまで乗った、超豪華版。 すき家ですから紅しょうがももちろん忘れずに! 最初はお行儀よくちょっとずつ、分かっちゃいるけど、どれも旨い! そして途中からは、韓国のビビンパのように、全部をしっかり混ぜて食べると、これこそ究極のまぜのっけ丼! とろろやオクラのねばりに、魚系の塩味、肉系の脂まで合わさり、もはや丼の小宇宙。おもわず、 「デリーシャス! グレイト! これは本当に美味しいということを、私は断言せんければなりませんでしょうっ!」 と、美味しんぼに出てくる、丼好きの外国人アーサー・ブラウンになってしまいました!(分からない人は、美味しんぼ18巻第4話<丼の小宇宙>をチェックしてね)
締めはカットりんご
豪華丼をすっかり満喫したところで、最後にはアレが残ってます。 そうです、カットりんごです。 わんぱくな朝食を楽しんだあとの、2切れの清涼剤。 興奮しすぎた胃と心を落ち着かせてくれます。 朝からはしゃぎ過ぎた、すき家でのスペシャルまぜのっけ朝食。 すっかり満足・満腹になり、目の前に浮かぶすき家の丼のロゴを見つめながら 「よし、お昼は牛丼食べよ!」 と、なりましたとさ。 写真=山元茂樹/文藝春秋 ※取材は2024年5月29日に行いました。
小宮山 雄飛